合宿免許ニュース記事(9月30日)
- 2015.09.30
- 車の自動運転で免許はどうなる?教習所はどうなる?
トヨタ自動車は6日、高速道路でドライバーがハンドル操作をしなくても自動走行する自動運転車を2020年をめどに発売すると発表した。東京都内の高速道路で実験走行し、報道陣に公開した。
実験車両は、都内の首都高速道路の入り口を通過したところで自動運転モードに切り替えた。
その後は、ドライバーがハンドルやアクセルを操作しなくても、車線変更のほか、高速道路の分岐点や合流点の走行もスムーズに行った。
自動運転によって、近い将来運転免許はどうなってしまうのでしょうか?
自動運転車が普及したら、運転しなくて済むようになるので、運転に自信のないペーパードライバーの私にとっては、車でどこでも行けるようになり、行動の幅もグンと広がります!
また、自動化がすすめば人為的ミスがなくなり、交通事故も無くなるかもしれませんし、辛い渋滞ともおさらばできるかもしれません。
個人的に気になることは、運転席で飲酒や、モニターで好きな映像鑑賞、読書や、仕事、携帯操作、居眠り…も、できるようになるのでしょうか??
今は飲酒運転なんてしたら捕まってしまいますが(飲酒はダメ!絶対!!)、自動化が進むとどうなるのか、正直このあたりはとても気になりますよね。
可能になれば、車での長旅や渋滞が起きた際も、だいぶ快適に過ごせると思います。
安心・快適に車での移動を楽しめるようになり、無駄になりがちな移動時間も有効活用できるようになりますよね。
でも自動化は本当に良いことばかりなのでしょうか?
運転免許は不要になるのでしょうか?
運転免許が不要になれば、老若男女問わず、体の不自由な方でも運転できるようになります。
教習所に通うことも、煩わしい定期的な更新も不要になり、とても便利ですよね!
ただ、いくつか問題点も浮かんできます。
すべての車が自動化すれば交通事故ゼロも夢ではないかもしれませんが、昔の車やマニュアル操作が好きな方もいますし、二輪や原付、自転車を制限することは難しいでしょう。
これまでの車と自動運転車が混在する場合、思わぬ事故は付き物だと思うので、自動運転車がどこまで判断し対応できるのか、不安は拭えません…
やはり目視と適切な判断能力が必要になるのではないでしょうか。
そう考えると子供の運転は危ないので年齢制限は設けるべきでしょう。
そしてやはり飲酒運転、居眠り、映像鑑賞など、私が気になっていた部分は残念ながら、これまで通り取り締まる必要がありそうですよね。
また、事故を起こしたときの責任はどうなるのでしょうか?
現在は運転者ですが、自動運転の場合は保険会社?国?メーカー?
誰が、またはどこが責任をとるのか…
自動化よりもこういった部分の対応の方が難しいのかもしれませんね。
こういった事を考えると、やはり運転免許は必要なのではないでしょうか。
突然、車が誤作動や故障を起こしたりする可能性も考えると、従来通り教習所で基本的な知識を学び、手動運転できた方が何かトラブルが起きた際も迅速に対処できますよね。
むしろ、自動運転車は様々なシステムを搭載する事になるでしょうから、これまで以上の知識が必要になるかもしれません。
機械を頼りっきりにせず、自分の目できちんと目視をし、場面場面に応じて適切な判断をする事もやはり必要でしょう。
免許制度を設けしっかりと学び、交通ルールを守って安全に運転するという意識を忘れてはならないのではないかと思います。